【ポケモンSVシーズン6 最終893位】 最終3桁&レート1,900達成できたので自分語り@剣舞ダイスガッサ
超久しぶりにブログを書きました。づおです。
ポケモンSVのランクマ、シーズン6にて、目標であった最終3桁順位とレート1,900を達成できたので、感想等だらだらと自分語りしていきたいと思います。
前回(ポケモン剣盾カンムリビギニング)の感想はこちら⇩⇩⇩ 暇な人は読んで
saokan-korekan.hatenablog.com ポケモンSVが発売されて以来、仕事と家事が忙しくてポケモン対戦をがっつりやれなかった上に、テラスタルの仕様になかなか慣れず、思ったような成績を上げられなかった。なかなか勝てずにいつも5万位~1万位くらいで放置していた。 シーズン5にて、HAダイスガッサ(種ガン/マッパ/炎テラバ/胞子)を使っていたがこれがかなり強く、イージーwinを量産できていたため、キノガッサで数的有利をガンガン取っていくゴリゴリの対面構築を組むことにした。 以下、ダメージ計算に関しては⇩のアプリを利用しています。 基本選出 →or+@1 &が相手のパーティーに存在する場合、 以上、構築記事っぽくポケモンSVシーズン6の感想をだらだら書いてみました。
はじめに
シーズン4まではパーティーの相性補完を考えたサイクル寄りのパーティーを組んでいたが、突然の相手テラスでサイクルに穴が開いて負けたり、クソナマズやドオーに詰まされて負けたりすることが非常に多かった。脳死地割れやめろ。
4災が使用可能になったシーズン5になり、4災全員にかなり強そうなキノガッサを使ってみたところ、これが滅茶苦茶強く、シーズン5では最終的に5,000位前後で終えることができた。そこでシーズン5で手応えを感じることができたキノガッサ軸(?)で、ちょっとだけシーズン6は頑張ってみました。ということで構築記事っぽく感想をだらだらと書いていきます。パーティー紹介
低耐久~中耐久のアタッカーが多め。ハバカミのみ色違い✨パーティーの構築経緯について
しかし、キノガッサを通す上でものすごーく障害になるのがサーフゴーとカイリュー。
前者は胞子無効で炎テラバしないと勝てず、後者は岩封がないため余裕で受け出されてしまう上に、ラム持ちも一定数いて飛行テラバで余裕のワンパン。
逆に言えば、キノガッサが選出画面にいるだけでこの2匹は高確率で出てくる。
そこで、まずこのトップメタ2匹を対策できるポケモンを入れることにした。
まずサーフゴー対策枠としてチョッキディンルーを採用したが、HBに厚く振っているサーフゴーに水テラスを切られて自己再生で受けられた挙げ句、悪巧み気合いボールを3発命中させられて突破された試合があったので変更を決意した。気合いボールを3発も当てるな。確率仕事しろ。教えはどうなってんだ教えは
そこで採用したのがチョッキテツノカイナ。サーフゴーに後出しが可能で、テラスを切らずに処理できるのが本当に強かった。
地震によって圧力をかけつつ、テラスを誘発できる上に、環境に多い飛行や水テラスを切られても雷パンチで弱点を突ける点が非常に優秀だった。
つぎにカイリュー対策枠としてHBゴツメ水ロトムと鉢巻パオジアンを採用した。
これまでの経験から、カイリューに関しては、処理√を複数持っていないと現環境では勝てないと感じていた。
シーズン5まではカイリューの処理をガアくん一匹にぶん投げてた。そりゃ勝てない。
次に汎用枠でHABS調整の珠ミミッキュを採用していたが、珠ダメや皮ダメのスリップダメージで消耗して倒されてしまうことが想像以上に多く、使いこなすことが難しいと感じたため耐久調整した眼鏡ハバカミを採用した。
カイナでサーフゴーのテラスを切らせてしまえば、眼鏡フェアリーテラスムンフォですべてを破壊する。
最後の一枠はとりあえず炎枠でドクガを入れていたが、相手の鉢巻パオやミミッキュ、ハバカミに勝てないことが多かったのでバレパンで縛れるオボンハッサムを採用した。
構築完成!
クソナマズにもかなり強いのでストレスが溜まりません。(超重要)個体紹介
キノガッサ
持ち物 :いかさまダイス
特性 :テクニシャン
技構成 :マッパ/種ガン/テラバ/剣舞
テラス :炎
調整 :H149(108)-A200(252)-B101(4)-x-D81(4)-S108(140)
調整意図:H...余り
A…ぶっぱ
B…端数
D…端数
S…4振りFCロトム抜き
種ガンをぶっぱしてるだけで滅茶苦茶強いキノコ。ディンルーにめっぽう強い。
カイリューを意識するなら岩封を搭載するべきだったが、裏の水ロトムやパオジアン、ハバカミである程度は見ることができるため、キョジオーンやチオンジェン対面で積んで崩せる剣舞を採用した。
チオンドヒドの並びに対しては1回剣舞を積んでしまえばまとめて破壊できる。
飛行テラスキョジオーンを剣舞種ガンで強行突破してしまったときはさすがにドン引きした。
憤怒の火力を上げずにコノヨザルを対面で処理できる点も地味に優秀。アンコールは知らん。
胞子は手軽にアドが取れる優秀な技であることは間違いないのだが、透かされたときのディスアドが大きいと判断して不採用。そもそも、胞子を採用してもしなくても、相手に胞子対策(ついでに襷対策)の行動を強要させることができる点が非常に強い。(みがわり、挑発、胞子無効のポケモンに引く、等々…)
そのため、胞子を身代わりで透かそうとする相手(ハバカミやツツミなど)に対して種ガンがぶっ刺さる場面が多かった。気持ち良すぎだろ!
また、ハバカミや襷パオジアン、ミミッキュ、ツツミに対しても炎テラスを切ることで攻撃を耐えつつ返しの種ガンで強引に倒すことができる。ガッサはたぶんつららで1回もひるまなかった、えらい!
このように初手テラスで相手の攻撃を耐えつつ突破、数的有利を取ってそのまま勝つ試合が多かったため、プレイしていて非常に楽しかった。なんならガッサ一匹で相手を壊滅させることも多々あった。
選出率1位。テツノカイナ
持ち物 :とつげきチョッキ
特性 :クォークチャージ
技構成 :ドレパン/地震/雷パンチ/空元気
テラス :草
調整 :H229-A211(252)-B128-x-D120(252)-S71(4)
調整意図:A…ぶっぱ
D…ぶっぱ
S…余り
C252眼鏡サーフゴー シャドボ…30.5%~36.6%(乱数3発 60.1%)
特化サーフゴー シャドボ…22.2%~26.6%(乱数4発 21.88%)
前述のキノガッサに対して受け出されたサーフゴーを絶対処理するマン。地震を飛行テラスで透かされても雷パンチで処理可能。仮にテラス&眼鏡で押し切られても、裏のパオジアンとハバカミが上から処理できる。
その他、イーユイ、ドクガ、ツツミ、ジバコあたりにも強め。テラスを切ればハバカミとも撃ち合える。環境にいる特殊アタッカー全般が役割対象。
その反面、物理方面は無振りなので、物理方面の撃ち合いはそこまで過信できない。
とは言え、特化ガブの地震くらいなら耐えてくれるの本当に強い。
技構成は撃ち合い性能を高めるドレパン、サーフゴーに撃つ地震、テラスしたサーフゴーに刺す雷パンチまでは確定。反動あるくせに威力が90しかないワイボはカス技
鬼火ガモスや鬼火ロトムに抗えるようにラストを空元気にしたが、物理に厚く振ったガモスには朝の日差しで粘られてしまっていたので、素直にカイリュー意識の冷パンorガモスにも刺さる岩封で良かった気もする。
テラスは草。相手のキノガッサが重いため草にしたが、ガッサ対面でテラスを切るタイミングは1回もなかった。
基本的にこのポケモンにテラスを切ることはなく、弱点を消す用途でテラスを切る場面が数回あった。そもそも、このポケモンにテラスを切ってる時点でほぼ敗戦濃厚な状態であることが多かった。
相手のガモスがかなりキツかったので鬼火ケアができる炎もアリだったかもしれない。
シーズン終盤にて、相手キョジオーンとラス1同士の対面になり、ドレパン連打で最終的にTOD勝ちを拾うことができたときはこのポケモンを採用して本当に良かったと感じた。
選出率2位。パオジアン
持ち物 :鉢巻
特性 :災いの剣
技構成 :つらら落とし/嚙み砕く/礫/不意打ち
テラス :ゴースト
調整 :H163(60)-A189(252)-B100-x-D85-S180(196)
調整意図:H…余り
A…ぶっぱ
S…最速ドクガ抜き抜き
カイリューを氷技で縛る目的で採用。神速、マッパを透かせるゴーストテラスを採用したが、テラスを切ることは少なかった。…というよりもガッサにテラスを切り過ぎた。
Sに振っても最速ツツミを抜けず、ハバカミ、相手パオジアンと同速勝負になるのが嫌だったため、最速ドクガ抜き抜きまでしかSを振らず、意地っ張りA特化とした。
その結果、ドクガよりも遅いポケモンに対して、上からの一致技で相手にかなりの圧力をかけることができる点が非常に強いと感じた。
鉢巻なので安易な受けを許さず、受けに出てきたクソナマズも噛み砕くでBダウンor急所を引いてしまえば突破可能。
礫を採用したが、撃つことはほぼ無かったため、パオジアンミラー用で聖剣を入れても良かった。しかしながら、鉢巻の一致技のみで十分すぎる火力と広範囲をカバーすることができていた。
つららを外して負けた試合もあれば、つららで怯ませて強引に勝ってしまった試合も同じくらいあったため、命中重視のアイススピナーではなく、つらら採用でまったく問題なかった。
選出率4位。水ロトム
持ち物 :ゴツメ
特性 :ふゆう
技構成 :ボルチェン/ドロポン/10万/鬼火
テラス :鋼
調整 :H157(252)-A63-B174(252)-C126(4)-D127-S106
調整意図:H…ぶっぱ
B…ぶっぱ
C…余り
なんやかんやいつもパーティーにいるやつ。シーズン4のセグレイブ対策用として使っていたHBゴツメ鋼テラス個体を、持ち物と技構成だけ変更して流用した。
テラスを切ることはほぼなかった。
相手パーティーにカイリューがいて、尚且つこちらのキノガッサを通したい場合は積極的に選出していた。
パーティー内に拘りアタッカーが2匹いるため、ボルチェンで対面操作できるこのポケモンはまさにパーティーの潤滑油的存在であった。
パオジアンとハバカミが苦手な相手パオジアンやハッサム、マリルリ、ドドゲザンに強く出られるのがポイント。
…とはいえ、鉢巻パオジアンに強引に押し切られてしまう場面も何回かあった。鉢巻パオジアンのつらら2連ひるみで強行突破されたときは流石にキレた。
技構成に関しては、居座りながら撃てる電気技として10万、物理アタッカーに刺す鬼火を採用した。
ただ、鬼火外しで負けた試合が何回かあったうえに、鬼火を撃っても特殊アタッカーに下げられてしまうことも多く、裏で処理しやすくなる電磁波にするべきだったかもしれない。
選出率3位。ハバタクカミ
持ち物 :眼鏡
特性 :古代活性
技構成 :ムンフォ/シャドボ/パワージェム/サイコショック
テラス :フェアリー
調整 :H143(100)-A59-B84(68)-C190(140)-D156(4)-S180(196)
調整意図:HB…特化ディンルー地震確定耐え
特化パオジアン不意打ち確定耐え
C…なるべく高く
D…端数
S…最速ドクガ抜き抜き
汎用枠。前述したパオジアンと同じ意図で必要な耐久を振った後、最速ドクガ抜き抜きまでSを振り、残りをCに振り切った。
カイリュー&サーフゴーみたいな並びに対して、前述のカイナでサーフゴーのテラスを切らせてムンフォの一環を作る動きが強かった。
ドクガ、ドオー意識でサイコショックを採用。また、クソナマズ、マリルリ、ガア意識の10万を採用していたが、相手のガモスがあまりにも重いため、シーズン終盤にて10万→パワージェムに変更した。
ムンフォの火力を伸ばすためにフェアリーテラスにしたが、テラスを切らずとも眼鏡だけで十分すぎる火力を出せていたため、バレパンや影撃ちのダメージを抑えるテラスタイプを採用しても良かったかもしれない。
選出率5位。ハッサム
持ち物 :オボン
特性 :テクニシャン
技構成 :バレパン/とんぼ/電光石火/剣舞
テラス :ノーマル
調整 :H177(252)-A200(252)-B120-x-D101(4)-S85
調整意図:H…ぶっぱ
A…ぶっぱ
D…余り
ミミッキュやハバカミ、鉢巻パオジアンをガッサで処理しきれなかったときのストッパー枠として採用した…が、技構成と持ち物、テラスに関しては正直迷走していた感が否めない。
ドクガやイーユイ相手に撃つ用で電光石火を採用したが正直腐ってしまっていた。
素直にインファイトや泥棒で良かった。
しかしながら、ハバカミやミミッキュに対してはしっかりとその役割を果たしてくれていた。前シーズンと比べてマジフレ持ちのハバカミが減少していたのも追い風であった。
初めてオボン持ちハッサムを使ったが、殴り合ったときの確定数をズラすことができる点や、とんぼを絡めたサイクルでの消耗を軽減できる点が優秀であり、使用感は非常に良かった。
選出率6位。立ち回りと選出
初手ガッサでぶん殴る。襷による耐久保証がないため、相手からの攻撃を耐えるためにテラスも初手からガンガン切っていく。ガッサで数的有利を取って、裏の高速拘りアタッカーを動かしやすくしていくのが基本的な立ち回り。
@1枠は
あたりが見えている場合は
あたりが見えている場合は
&が相手パーティーに存在する場合は
また、
が見えている場合は初手ではなく初手ororを選出していた。
こちらのを通したい場合は、++oror
があまり刺さっていない場合は、or→+
といった選出をしていた。
そもそも、どのパーティーもカイリューサーフゴーの並びばかりだったけれども…苦手だった相手・反省点
滅茶苦茶にキツい相手。特にHBの鬼火&日差し持ちが絶望的にキツい。
特殊アタッカー全般に殴り勝てるチョッキカイナもHB鬼火&日差し持ちのガモスには基本的に勝てません…(泣)
2倍空元気→HB特化ガモス 45.3%~53.6%(乱数2発 36.32%)
上からの日差し連打で火傷ダメを稼がれるため、カイナが消耗して負けることが多い。
突破方法としてはハバカミのパワージェムを初撃で当てるか、パワージェムを見せて水テラスやフェアリーテラスを切らせて炎テラスしたガッサが種ガンを当てる、カイナで日差しのPPをどうにかして枯らす…くらいしか突破方法がない。本当に勝てなかった。
水ロトムの鬼火→電磁波にする
カイナの草テラス→炎テラスにし、空元気→岩封にする
パオジアンのゴーストテラス→岩テラスにし、礫→テラバにする
などの対策をとるべきだったかもしれない。この辺がパーティーとしての反省点。
こちらの誰よりも早く、鉢巻ドラゴンアローで圧力をかけてくるやつ。
ドラゴンアローを無効にできるハバカミに対しては上からゴーストテラバを撃ってくるのが非常に厄介だった。
対処をミスってしまい、パーティーを壊滅させられたことが数回あった…
次シーズンでは気をつけたい。
相手のキノガッサが地味にキツかった。
初手ミラーになった場合、こちらのガッサがS負けしていた場合、先発勝負に負けてしまうのが痛い。
相手が襷なのかダイスなのかの判別が非常に難しく、対処をミスってパーティーが半壊してしまったことが数回あった。
自分がやっていることとまったく同じことを相手にされている図である。
使っても使われても強いポケモンだと実感した。
…なんだコイツ!?
対戦したのは1戦のみのため、苦手だった相手…とまでは言えないが、コイツ一匹に3タテされて少しトラウマに。
突然のマイナーポケはこれが怖い…結果とシーズン6を終えた感想
最終日2日前(5/29)の夜に600位くらいまで順位を上げることに成功。
最終日に自分の順位をチェックし、このままなら最終3桁達成できそうと判断し放置。
初の最終3桁が懸かっていたので最終日に潜る勇気はありませんでした。チキン。
結果、最終順位893位となりました。ヤクザ。
9世代環境当初からの目標であった、最終3桁順位&レート1,900達成を達成できて素直に嬉しいです。
ガッサのテクニシャン補正が乗ったダイス種ガンは、等倍や半減であっても相手を大きく削ることが可能であり、テラスを切って耐性をつけたとしても易々とは受けられない点が強く、テラスの読み合いが苦手な自分でも非常に使いやすかったです。
ガッサのおかげで最終3桁順位&レート1,900達成を達成できたといっても過言ではないです。ありがとうガッサ…
USUMのころはクソキノコ呼ばわりしてすまなかった…終わりに
話が変わりますが、シーズン8以降はレギュレーションDになり、いつの時代も強いランドロスやサンダーなどの準伝説組、8世代で強かったウーラオス、エスバ、レジエレキなどの剣盾組、加えてガチグマやバサギリといったヒスイ地方組も使用可能となるそうです。新環境前に目標の最終3桁順位を達成できて本当によかった…
バサギリとガチグマは前から使いたいな~と思っていたので、シーズン8以降も楽しみです。
今度はレート2,000以上かつ、納得のいく順位を達成できたらまたブログを書こうと思います。
以上、オタク特有の自分語り長文で尚且つ拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきまして本当にありがとうございました!
カンムリビギニング感想~クチート入りで1700達成~
久しぶりにブログを書きました。づおです。
タイトルにもある通り、ポケモン剣盾の公式大会であるカンムリビギニングに潜った感想を前回(ヨロイビギニング)と同様にだらだらと書いていきたいと思います。
前回(ヨロイビギニング)の感想はこちら⇩
冠の雪原以降の剣盾ランクマッチ
カンムリビギニングの説明に入る前に、剣盾のランクマッチ(以下ランクマ)が現在どうなっているのかについて軽く触れておきたいと思います。
2020年11月からシリーズ7がスタートし、シリーズ6において禁止指定されていたエースバーンやミミッキュ、ドラパ、ポリ2などが復帰しました。
そして、未解禁であったグロスやマンダなどの600族、ランドやヒードランなどの準伝説、UB、新レジ系やガラル三鳥などの新規準伝説が新たにランクマにおいて解禁されました。
その結果、現在のランクマは準伝説&600族&UB祭り状態であり(それでもランドと使用率1位争いをしてるエースバーンは化け物)、全体的に見ても火力面・耐久面ともに冠の雪原前と比べて明らかにインフレしています。
そのため、一般ポケモンを使うにはある程度工夫が必要になっていると個人的に感じています。特定の厨ポケをピンポイントでメタるの楽しい
カンムリビギニングについて
カンムリビギニングのルールは、簡単に言うとカンムリ雪原図鑑に登録されているポケモンのみが参加できるというもの。ただし、バドレックス単体及びレイスポスorブリザポスと融合した姿は使用禁止となっています。特性2つ持ってるとかチートすぎ
また、ヒヒダルマ系統や三鳥など、リージョンフォームがあるポケモンに関しては原種とリージョンフォームの図鑑No.が同一なため、パーティーに入れることができるのは片方だけです。知り合いがWサンダーを使おうとしてた
レベルは50で統一されます。1日15試合まで、3日間の開催で計45試合まで戦うことができます。
ちなみに、エースバーンもゴリラもドリュウズもオノノクスもいないため、ミミッキュがクッソ強いです。(使用率も1位だったみたいです)
パーティ紹介
自分は⇩のパーティーで潜ってみた。
構築意図
今回のコンセプトはズバリ、「クチートが使いたい!」です。
クチートを1番上に置きつつ(重要)、その他5体は受けサイクルを意識したポケモンで固めてみました。こっちが本命
高速回復技でこちらの消耗を抑え、ステロや砂ダメで相手を消耗させてサイクルを優位に進め、最終的にはガアやバンギで詰ませるというスタイルで戦っていました。クチートは飾り
個体紹介
自分なりに調整を施したポケモンはダメージ計算を記載しておきます。
ダメージ計算に関しては⇩のサイトを使用しております。
クチート
持ち物 :電気玉
特性 :威嚇
調整 :図太い(A↓B↑)H172 B220 S116
調整意図:HB…物理耐久指数最大
S…麻痺状態の最速ガブ抜き
技構成 :投げつける/挑発/ステロ/凍える風
今回のパーティーにおけるマスコット起点作成要員&威嚇撒きです。採用理由は愛。
最初に電気玉を投げつけて相手を麻痺状態にし、挑発やステロを撒くのがこのポケモンの基本的な動き。一通り仕事を終えた後は凍える風連打で雑に切るか、威嚇撒き&クッション用にとっておくのもアリ。
ガブやマンダ、カイリュー用に凍える風を仕込んだものの、クチートの特攻が貧弱すぎてあまり役に立たなかった。ドラパやグロスに削りを入れられるイカサマorダイマ枯らし用のこらえるor地球投げを採用すべきだった。はたきおとす返して
襷を他のポケモンに譲れるのが地味にポイント高い。
ちなみにですが、今回使った個体はラブラブボールに入っています。きも
◆ダメ計◆
被ダメのみ
〇物理方面
A252Gサンダー +1ブレイズキック 78.9%~93.8%
A特化グロス 地震 72.1%~85.7%
A特化グロス ダイアース(地震) 93.8%~111.5%(乱数一発 62.5%)
A252ガブ -1地震 65.3%~77.5%
A252ガブ -1ダイアース(地震) 82.9%~99.3%
A252マンダ ダイアース(地震) 85.7%~102%(乱数一発 12.5%)
A252カイリュー ダイバーン(炎パン) 84.3%~100.6%(乱数一発 6.3%)
A特化ミミッキュ +1ダイホロウ(ゴーストダイブ) 80.2%~94.5%
A特化ブリザポス -1ダイアース(10万馬力) 66.6%~78.9%
A特化Gヒヒダルマ(五里霧中) -1フレドラ 88.4%~104.7%(乱数一発 25%)
A252珠アイアント(はりきり) -1ダイスチル(アイヘ) 71.4%~85%
A252珠アイアント(はりきり) -1ダイアース(あなをほる) 95.2%~112.9%(乱数一発 68.8%)
こんな感じに物理方面はそこそこ硬いです。いかくのちからってすげー!
マンダやカイリュー相手なら舞われても高確率で耐えてくれます。
〇特殊方面
C特化ドラパルト 火炎放射 103.4%~122.4%
C特化ニドキング(力ずく) 大文字 145.5%~172.7%
C特化ニンフィア マジカルフレイム 92.5%~108.8%(乱数一発 50%)
C252珠サンダー 10万ボルト 106.1%~125.8%
C252珠サンダー ダイジェット(暴風) 82.3%~97.2%
C特化レジエレキ サンダープリズン 102.7%~121%
C特化シャンデラ シャドボ 88.4%~104.7%(乱数一発 31.3%)
特殊方面は貧弱です。特殊アタッカーのタイプ一致等倍技や不一致抜群であっさり沈みます。
〇おまけ
A特化霊獣ランド -1地震 77.5%~91.1%
A252珠エースバーン -1火炎ボール 91.8%~111.5%(乱数一発 62.5%)
A252連撃ウーラオス 水流連打 55.1%~67.3%(3発合計)
C252ウツロイド +1メテオビーム 81.6%~96.5%
C特化ポリ2 +1放電 70.7%~83.6%
おまけです。初手で霊獣ランドと対面しても仕事が可能です。カンムリビギニング関係ない
◆余談◆
7世代の頃の(メガ)クチートは超高火力の肝心なときに外すじゃれつくと剣舞不意打ちによる縛り性能の高さが非常に魅力的なポケモンでした。不意打ちじゃんけん楽しい
しかし、剣盾ではメガ進化が廃止となり、クチートは火力・耐久ともに大幅に弱体化してしまいました。メガ進化廃止の影響を最も強く受けたポケモンと言っても過言ではないと思います。
私自身クチートが推しポケモン(?)ということもあり、剣盾でもクチートを活躍させてあげたい!という思いが強く、剣盾初期の頃から様々な型のクチートを作ってはランクマで使っていました。
これまで実際に作ったクチートの型を紹介します。
①いかく陽気ASじゃれつく/不意打ち/ステロ/岩石封じ@襷…起点作成
②いかく陽気ASじゃれつく/こらえる/ステロ/岩石封じ@カムラ…起点作成
③力ずく意地っ張りHAじゃれつく/アイヘ/岩雪崩/不意打ち@珠…物理アタッカー
④力ずく勇敢ACじゃれつく/アイヘ/岩雪崩/大文字@珠…両刀トリルアタッカー
こんな感じで様々な型のクチートを作ってきたのですが、うまく活躍させてあげることができていませんでした。力ずくがダイマックスと相性悪いんじゃあ…
そのため、今回のカンムリビギニングではなんとかしてクチートを活躍させてあげたいという思いが強く、何度もクチートの型を練り直し、最終的に電気玉投げつけるというヤケクソ型に至りました。
45試合やって選出したのは7~8試合と少ないものの、いい感じに活躍してくれました。電気玉投げつけるは相手の襷潰し&麻痺撒きができる点が優秀であり(ほっすりと同じようなことができる)、上記①や②の型よりも起点作成能力は高いと感じました。その分火力は無いも同然
また、今回の型のクチートはランクマでもそこそこ戦えると思います。初手で出てきやすい霊獣ランドが相手でもきっちり仕事してくれます。蜻蛉→レヒレが出てきたら泡を吹いて倒れましょう
個人的に好きな相性補完に優れるラティアスと組ませてキモオタ御用達懐かしのラティクチでランクマに潜るのも楽しそうです。
ちなみにですが、今回のクチートとほぼ同じことがワルビアルでもできます。半減や無効にできるタイプが全然違うので差別化はできますが…
(50-85-85-55-55-50 計380)…毒・ドラゴン無効、クチートだけが覚えるサブ技は地球投げ、たくわえる、バトンタッチ、不意打ち、凍える風(岩石封じは両方覚える)など
ワルビアルよりもかわいい
(95-117-80-65-70-92 計519)…電気・エスパー無効、悪戯心無効、ワルビアルだけが覚えるサブ技は這い寄る一撃、バークアウト、カウンターなど
クチートよりも高い種族値、地震による削り、イカサマをタイプ一致で撃てる、カンムリビギニングで使えない
ワルビアルでやったほうが強くね?
ガブリアス
持ち物 :襷
特性 :鮫肌
調整 :陽気(C↓S↑)H172 A84 S252
調整意図:H…A252ドラパのドラゴンアロー確定耐え
A…余り
S…ぶっぱ
技構成 :地震/スケイルショット/大文字/ステロ
第2のステロ撒き&レジエレキ対策。趣味枠その2
電気の一貫を切りつつ、ステロを撒くのが仕事。
今大会であまり活躍させることができなかったポケモン。詳しくは反省のところで述べます。
◆ダメ計◆
与ダメ
〇地震
H252レジエレキ 139%~164.7%
H4ニドキング 119.7%~142.6%
H252B4グロス 64.1%~77%
H252バンギ 67.6%~81.1%
H228ミミッキュ 57.2%~67.9%
B4マンムー 49.1%~58.3%
H252B4ブリザポス 28.9%~34.7%
〇スケイルショット(1発分)
B4サンダー 13.3%~16.3%
無振りドラパ 30.6%~36.8%
B4ガブリアス 22.9%~27.3%
〇大文字
H252ナットレイ 61.8%~75.1%
無振りアイアント 168.4%~198.4%
H252ガア 35.1%~41.9%
ガアには羽休めで受けきられてしまうため、ダイバーン→晴れダイバーンをしないと突破できません。
被ダメ
〇物理方面
A252ドラパ ドラゴンアロー 81.9%~99.5%
上記のようにA252ドラパのドラゴンアローを耐えることが可能ですが、ドラパはA特化だったり火力UPアイテムを持っていたりする可能性もあるため、あまり安定しませんでした。
A特化ミミッキュ じゃれつく 67.3%~80%
A特化グロス 冷パン 99.5%~117%(乱数一発 87.5%)
A252ガブ 逆鱗 105.3%~123.9%
A252ギャラ 氷の牙 76%~89.7%
〇特殊方面
C252珠サンダー ダイジェット(暴風) 84.3%~99.5%
C252Gファイヤー ダイジェット(暴風) 56%~66.3%
C特化珠ピクシー ムンフォ 106.3%~125.3%
◆余談◆
カンムリビギニングは使用できる地面タイプがとにかく少ない大会でした。(最終進化系だとガブ、マンムー、ニドキング、ニドクイン、ネンドール、ナマズン、ゴルーグの8体しかいない)
電気の一貫を切るためにガブやマンムーを採用する人が多かった気がします。
ミロカロス
持ち物 :火炎玉
特性 :不思議な鱗
調整 :図太い(A↓B↑)H244 B252 C12
調整意図:H…奇数調整
B…ぶっぱ
C…余り
技構成 :熱湯/冷B/自己再生/黒い霧
物理受けその1。テンプレ火炎玉ミロカロス。
自己再生で耐久をしつつ熱湯で相手を焼いていく。
マンムーやブリザポス、マニューラなど、氷タイプの物理アタッカーが見えてるパーティーには積極的に選出していた。初手出し負けたらバンギに丸投げすればおK
ミラーコートを切って、ガブやマンダ、カイリュー意識の冷Bを採用した。
サンダー交換読みで冷Bを当てることができると気持ちよくなれる。羽休めで回復されるけど
ゴリラGヒヒダルマに勝てるのがガアとの差別化ポイント。
火傷状態になることにより、欠伸ループを切れるのが強み。
ダメ計は省きます。
アーマーガア
持ち物 :残飯
特性 :ミラーアーマー
調整 :腕白(C↓B↑)H252 A4 B252
調整意図:HB…ぶっぱ
A…余り
技構成 :アイアンヘッド/ボディプレ/鉄壁/羽休め
物理受けその2。テンプレ鉄壁ボディプレアーマーガア。
鉄壁を積んでしまえばほぼ全ての物理アタッカーに勝てる最強ポケモン。
サイクルの中で相手を消耗させて、最終的にガアで詰ませて勝つ試合が多かった。
ガブとの相性補完に優れ、ガアが苦手な電気や炎をガブで受けることができる。
相手の物理アタッカーがダイマックスで強引に突破しようとしてきた場合にはこちらもダイマを切り、ダイスチルでBを上げつつ相手のダイマックスを枯らす動きが強かった。
ミロカロスが押し切られる可能性があるミミッキュや空元気カビゴン、Gサンダーにも強い。
鉄壁を積めればナットレイやラプラスに勝てるのもミロカロスとの差別化ポイント。
ダメ計は省きます。
バンギラス
持ち物 :カゴの実
特性 :砂おこし
調整 :慎重(C↓D↑)H252 A4 D252
調整意図:HD…ぶっぱ
A…余り
技構成 :ロクブラ/噛み砕く/大文字/眠る
慎重HDの特殊受けバンギです。たぶん選出率1位。
砂嵐下で特防が1.5倍になるため、特殊相手にはめちゃくちゃ強いです。
今回のパーティーはミロカロスとガアを採用しているため、相手のサンダーやレジエレキを猛烈に呼びます。そういった特殊電気タイプを止めるのがこのバンギの役割です。
サンダーやレジエレキ、Gファイヤー、レイスポス、サザンドラ、シャンデラなど、ほぼ全ての特殊アタッカー相手に対して雑に後投げができます。
ロクブラはミミッキュやコオリッポ、身代わり対策です。
羽休めサンダーとの殴り合いの際には、噛み砕くのBダウンが活きる場面が多くありました。
ねむカゴを採用しているためチョッキ型と違い、削られたり鬼火を入れられたりしても機能停止になりにくいです。
本来の役割とは違いますが、欠伸ループを切ることもできます。
◆ダメ計◆
与ダメ
〇ロックブラスト(一発分)
H228ミミッキュ 15%~17.6%
B4コオリッポ 24%~29.3%
H252B4ブリザポス 15.4%~18.3%
B4サンダー 26.6%~32.7%
B4Gファイヤー 25.4%~30.3%
H252レジエレキ 17.6%~20.8%
サザンドラ 12.5%~14.9%
〇噛み砕く
H252B4グロス 51.3%~60.9%
無振りドラパ 92%~107.9%(乱数一発 43.8%)
無振りレイスポス 100.5%~120%
B4サンダー 40.6%~47.8%
無振りシャンデラ 94.8%~112.5%(乱数一発 62.5%)
H252レジエレキ 53.4%~63.1%
HB特化カビゴン 20.5%~24.7%
〇大文字
H252ナットレイ 70.7%~83.9%
無振りアイアント 189.4%~225.5%
H252ガア 40%~47.8%
ガアには羽休めで受けきられてしまうため、ダイバーン→晴れダイバーンをしないと突破できません。
被ダメ
〇特殊方面
以下、すべて砂嵐下(特防1.5倍)での計算になります。
C252Gファイヤー +6ダイジェット(暴風) 46.3%~54.5%
Gファイヤー絶対殺すマンです。
C252珠サンダー ダイサンダー(10万ボルト) 32.8%~39.6%
C特化珠サンダー ダイサンダー(10万ボルト) 36.2%~43.4%
C特化眼鏡レジエレキ 10万ボルト 36.7%~43.9%
C特化珠レイスポス ダイアース(マッドショット) 45.4%~54.1%
対面ならC特化珠レイスポスのダイアーク(悪波)→D-1後のダイアース(マッドショット)も確定で耐えます。化け物すぎる
C特化眼鏡サザンドラ 流星群 41%~49.2%
C252レジドラゴ ドラゴンエナジー(威力150) 37.6%~43.9%
C特化シャンデラ エナボ 28.9%~34.7%
C特化ニンフィア(フェアリースキン) ハイパーボイス 41.5%~50.2%
C特化ラプラス ダイストリーム(泡沫) 43.4%~52.1%
C特化珠ピクシー ムーンフォース 42.5%~52.6%
C特化珠ニドキング(力ずく) 大地の力 50.2%~60.3%
特殊方面はとにかく硬いです。
〇物理方面
A特化ミミッキュ じゃれつく 58.9%~70.5%
A特化ミミッキュ ドレパン 65.7%~79.2%
A特化グロス コメパン 78.2%~92.7%
A252ドラパ ドラゴンアロー 37.6%~44.4%
A252ガブ 地震 76.3%~90.8%
B特化ガア ボディプレ 77.2%~92.7%
A特化ブリザポス インファイト 144.9%~171.9%
A252ギャラ 滝登り 58.9%~70.5%
A252珠アイアント(はりきり) ダイスチル(アイヘ) 171%~203.3%
特殊方面ほど硬くはありませんが、一致2倍弱点くらいならなんとか一発は耐えてくれます。
サンダー
持ち物 :珠
特性 :静電気
調整 :臆病(A↓S↑)H28 C228 S252
調整意図:H…珠ダメ最小10n-1調整
C…余り
S…ぶっぱ
技構成 :10万ボルト/暴風/熱風/羽休め
特殊ダイジェットアタッカー。テンプレCSサンダー。
相手のミロカロスやラプラス、アーマーガアの処理を主に担当。
低レート帯ではクチートで起点作成→ダイジェットでそのまま3縦する試合もあった。
バンギやカビゴン、ニンフィア等の特殊受け、タイプ一致技が両方半減されてしまう電気タイプ、チョッキ持ちなどを押し切れるほどの火力はありません。
相手のミミッキュや尻尾トリックオーロンゲなど、ストッパーの存在が厄介でした。
特性静電気の恩恵をイマイチ感じることができなかった…。マックスこうせき200個返せ
ダメ計は省きます。
立ち回りと選出
→
相手パーティーに特殊受け、電気飛行半減以下、ストッパー等が不在であれば、クチートで起点を作り、サンダーのダイジェットを通していく。
低レート帯では通用した立ち回りだったが、レートが1600を越えてくるとさすがに通用しなくなってしまった。
or+or+
ガブでステロを撒きつつ、ミロカロスorガアとバンギでサイクルを回していく。
物理はミロカロスorガアで受け、特殊はバンギで受けるのが基本。
高耐久&高速回復技持ちが多いので後出しでも間に合うことが多く、かなり使いやすいパーティーであった。
レートが上がるにつれて基本的にこの立ち回りを主軸にして戦っていた。
相手のが重い場合にはサンダーを選出するように心がけていた。
苦手だった相手
こいつマジで無理です。誰も受かりません。欠陥構築じゃん…
A特化珠エレキブル
冷パン→H172ガブ 121.9%~144.3%
ダイアイス(冷パン)→H172ダイマックスガブ 103.9%~122.9%
冷パン→H28サンダー 79.8%~95.2%
ワイボ→HB特化ガア 73.6%~87.3%
ワイボ→図太いH244B252ミロカロス(不思議な鱗発動時) 59.7%~71.1%
地震→H252バンギ 70.5%~83%
-1地震→図太いH172B220クチート 59.8%~70.7%
…といった具合に、みんな綺麗に確二以上取られています。(陽気A252珠個体だとしても同様に確二以上取られています)
クチートの電気玉投げつけるは効かず、サンダーは特性電気エンジンにより完全にカモにされてしまいます。
さらに、エレキブルの上を取れるポケモンがこちらにはガブとサンダーしかおらず、ガブを突破されてしまうと誰もこいつに勝てません。
ちなみに、エレキブルを出された試合は計3試合あったのですが、その3試合全部負けています…完全にトラウマ
殻やぶがキツい。殻やぶに合わせてミロカロスで黒い霧撃ったら、ミロカロスが素のポットデスの上取ってしまってそのままダイマックスポットデスに壊滅させられた試合があった。殻やぶポットデスってS振らないのか…?
殻やぶ/シャドボ/ギガドレ/バトン@白いハーブみたいなポットデスがかなり重く、ダイソウゲン連打されると慎重HDバンギでも押し切られることがあり、かなりキツかった。
殻やぶ→ポットデスが殴ってくるのか、バトンしてくるのかをきちんと見極めないと不利対面を引いて押し切られる危険性もあり、対処が難しい相手だった。
腹太鼓型や呪い型などのアタッカーのカビゴンはガアorミロカロスでどうにでもなるのですが、残飯持ちの欠伸と地割れを搭載した型がかなりキツかったです。
ミロカロスが地割れで破壊され、こちらのサイクルに穴が開いて負けた試合が2試合ありました。うんち
とは言っても、欠伸による流しがめんどくさいだけで、鉄壁ボディプレができるガアの敵ではないです。
絶対零度やめてほしい(切実)
こちらが受けサイクルを意識したパーティーだったため、一撃必殺の試行回数を稼がれやすいのが辛かった。
なまけアイアント→守るを挟みつつコスモパワーと悪だくみをガン積みされたときは心が折れた。
8世代のポケモン対戦で個人的に一番嫌いなポケモン。7世代のむらっけオニゴーリよりも嫌い。ゴチルゼルファンの方はすみません
こちらが受けサイクルを意識したパーティーだったため、積みポケは(ry
反省
ガブとサンダーの型、バンギの技構成に関しては改善すべきだと感じた。
ガブは行動保証の襷と耐久振りがイマイチ噛み合っておらず、ドラパのドラゴンアローを意識しすぎていた点が反省点。
持ち物を襷にするのであればASぶっぱでよかった。もしくは、今回の調整で地震/スケイルショット/炎牙/剣舞@ラムの実でもアリだったと思う。
また、ガブの弱点を突いてくる技はスケイルショット、トリプルアクセル、つららばり、ダイアイスと襷を貫通してくるものが多く、単純にガブと襷の相性もイマイチであった。
今回のサンダーはCS振りの珠持ちということもあり、ダイジェットアタッカーとしてはかなり強かった。
しかし、高レート帯になればなるほど相手がガチガチに対策してくるので、大会後半はかなり動かし辛かった。
また、今回のパーティーが受けサイクルを意識したパーティーだったため、パーティーの中でも微妙に浮いた存在となってしまっていた。
サイクル戦を意識して、もう少し耐久に努力値を割くべきだったと思う。10万/ボルチェン/熱風/羽休め@厚底ブーツみたいな型もアリだったかもしれない。
バンギは大文字→ステロにするべきだった。
ナットレイやガア意識で大文字を搭載したものの、一発では倒せずに返しのボディプレで倒されてしまうので完全に腐っていた。
本来の役割対象であるサンダーやレジエレキにボルチェンを許し続けると、いくら慎重HDバンギといえども苦しく、特殊アタッカーを流しつつスリップダメージを入れられるステロは入れるべきであった。
ステロはガブかクチートで撒くつもりだったが、ガブもクチートも出しにくい相手がかなり多かったため、バンギにもステロは搭載するべきだった。
クチートはこれが一番強いです。(謎の自信)
ミロカロスとガアに関してはテンプレ型をそのまま使っただけでしたが、普通に強かったのでこちらも反省点はありません。
苦手だった相手で紹介したエレキブルを重く見るのならば、ガブ→厚い脂肪マンムーにするべきだったと思う。俺はガブを使いたかったんだよ
また、今回のパーティーは積んでくる相手に弱いため、欠伸や呪い、滅びの歌、吠える、一撃必殺などの技が使えるポケモンを入れるべきだったかもしれない。普通はクチートなんぞ外して起点回避や流しができるポケモンを入れる
結果と感想
1700達成できました!めちゃくちゃ嬉しいです!
足枷クチート入りで達成できたっていうのがさらに嬉しいポイントです。
順位も51444人中233位ということでかなりいいんじゃないでしょうか。
ちなみにですが、1日目は12勝3敗、2日目は8勝7敗、3日目は11勝4敗でした。
当初はミミッキュとブリザポスを軸にしたトリルパで潜るつもりでしたが、イマイチしっくりこなかったため(?)受けサイクル寄りのパーティーに変更したのですが、これが上手くハマりました。
何はともあれ、クチートやガブなどお気に入りのポケモンと一緒に戦うことができてとても楽しかったです。絶賛環境崩壊中のランクマより楽しい
終わり
以上でカンムリビギニングの感想は終わります。感想というよりもはや構築記事とか育成論の域
今回の電気玉投げつけるクチートと慎重HDねむカゴバンギはかなりの自信作です。よかったら使ってみてください!正直紹介するの嫌だった
前回のヨロイビギニングの感想と比べて、かなりヘビーな記事になってしまいました。すみません…
オタク特有の自分語り長文で尚且つ拙い文章でしたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
ヨロイビギニング感想
オタクもすなるブログといふものをづおもしてみむとてするなり。
なんやかんや人生で初めてのブログというものを書きました。初めて書くブログの内容がポケモンの感想ってどうなの?
ポケモンの公式大会、ヨロイビギニングに潜った感想をだらだらと書いていきたいと思います。以下、ポケモンの用語のオンパレード。ブラウザバック推奨
ヨロイビギニングのルールは、簡単に言うとヨロイ島図鑑に登録できるポケモンのみが参加できるというもの。レベルは50で統一される。
つまり、エースバーンにゴリラ、ドラパ、キッス、ドリュ、ミミカス、パッチラゴン、各ロトム、ラプラス、カバ、ナット、ガア、カビゴン、バンギ、サザン、ガルド、エルフーン、ブイズといった錚々たる厨ポケモン達が出禁をくらっている個人的に素晴らし過ぎるルールなのである。ギャラも参加不可だったら完璧だったのに…
ただし、鎧の孤島で追加されたポケモンだけではなく、ガラルの既存ポケモンも何匹かは参加できる。厨ポケどころではギャラとかドヒドとかヌオーとか。
また、参加できるポケモンのキョダイマックス個体も使用可能。
自分は⇩のパーティーで潜ってみた。
◆構築意図◆
高火力アクジェ持ちであるマリルリとシザリガーを両方使いたい!というのがパーティーのコンセプト。単純に好きなポケモンで固めただけ。サイクルは捨てて対面重視のパーティーに仕上げてみたつもり。
◆個体紹介(と反省)◆
普段、インターネット上で自分のポケモンの型についてベラベラ語ることはあまりしないんですけど、今回はルールがルールなのでベラベラ語りたいなーと思いました。エースバーンやパッチラゴン、水火ロトムになぶり殺されるようなパーティーなのでランクマでは使えないし。
マリルリ
持ち物:珠
特性 :力持ち
調整 :意地っ張り H124 A252 B4 D12 S116
技構成:アクジェ・アクアブレイク・じゃれ・瓦割り
いつも使ってるアタッカーのマリルリ。H実数値191、DL対策、4振りバンギ抜き抜き。USUMのときと同じ調整。ダイマを切ることが多かった。珠を持たせたため、鉢巻と違って技を撃ち分けられるのが強く、受け出しを許さない良い火力を発揮してくれた。糞鍵クレッフィの壁張りに対抗するために馬鹿力→瓦割りにしたが、あまり活きる場面が無かった。トリルが無くても使いやすいのがポイント。たぶん選出率1位。今大会ではじゃれを1回も外さなかった!えらいぞ!
シザリガー
持ち物:襷
特性 :適応力
調整 :意地っ張り H4 A252 S252
技構成:アクジェ・クラブハンマー・はたき・がむしゃら
高火力アクジェ要員その2。基本的にダイマックスはしない。主に先発で出して襷を盾に最強技のはたき落とすを撃っていく。相手がダイマックスを切らなければはたき&アクジェで相手1体は持って行けるのが強み。今大会はゴーストタイプが少なかったため、がむしゃらの通りも良かった。
ウルガモス
持ち物:スカーフ
特性 :炎の体
調整 :控えめ H4 C252 S252
技構成:オバヒ・さざめき・サイキネ・暴風
蝶舞?知らんな。個人的に好きなスカーフガモスを今大会でも採用してみたものの、正直技構成がうんちすぎたと思う。H4振り一撃ウーラオスを確一にするためのオバヒ、H4振り連撃ウーラオスを高乱数一にするためのサイキネ、ダイジェット用の暴風を採用したものの、それらが刺さる場面はほぼ無かった。どうせウーラオスには襷で耐えられるし…。オバヒ→炎の舞or大文字、サイキネ→とんぼ、暴風→ギガドレインにすれば良かったと思った。今大会ではスカーフガモスの奇襲性をうまく発揮してあげられなかったのが反省ポイント。オバヒ外しだけはやめちくり…
ジバコイル
持ち物:弱保
特性 :頑丈
調整 :控えめ C252 B180 S76
技構成:10万・ボルチェン・ラスカ・ボディプレ
今大会では頑丈を無効化してくるエースバーンやドリュ、オノノクスなどが不在のため、クリムガンさん…頑丈ジバコが強いのでは?と思い採用した。Cぶっぱ、B方面は鉢巻連撃ウーラオスの水流連打を超高乱数耐え兼ボディプレの火力補強、残りはSに振った。頑丈で耐えて弱保を発動し、返しの10万やラスカで倒す動きが強かった。ボルチェンを採用したものの、サイクルパーツとしての役割が薄く、あまり活きる場面が無かった。ボルチェン→電磁波orこらえるorてっていこうせんor破壊光線で良かったと思う。頑丈が潰れていた場合でも、ダイマを切ることで陽気珠ウーラオスのインファくらいなら耐えることが可能。4倍弱点はダイマを切ったとしても耐えられない。
ポリゴン2
持ち物:輝石
特性 :DL
調整 :図太い H244 B252 D12
技構成:放電・冷B・自己再生・トリル
テンプレHBポリ2。陽気鉢巻ウーラオスのインファも耐えられるすごいやつ。トリルで切り返して後続のマリルリに繋ぐ動きが強かった。困ったら放電で麻痺らせたり冷Bで凍らせたりもできる犯罪者。今大会ではDL対策をしっかり行っているポケモンが多く、特性はアナライズかトレースもアリだった。
ヘラクロス
持ち物:火炎玉
特性 :根性
調整 :意地っ張り H156 A252 B4 D36 S60
技構成:インファ・タネマシンガン・地震・剣舞
受けループ破壊マン。ドヒド、ハピナス、ムドー、ヌオー、ポリ2、鉄壁ボディプレジバコなどをまとめて破壊できる。ポケ徹のこちらの育成論(https://yakkun.com/swsh/theory/n1467)をパク参考にさせていただきました。有利不利がはっきりしているポケモンなので丁寧な運用を心がけていた。ギャラやアローを強烈に呼ぶため、当たらない岩技を搭載しても良かったかもしれない。君はどうしてタネマシンガンを2発しか当ててくれないの?スキルリンクは何処へ行った?
◆立ち回りと選出◆
or→→
先発は主にシザリガーorジバコで襷や頑丈を盾に1:1交換以上を狙っていく。ポリ2のトリルで切り返した後、マリルリでダイマを切って押し切るという勝ち方が多かった。
→
最終的にスカーフガモスやアクジェ組がフィニッシャーを務めるパターン。
→
相手がゴリゴリの受けルだった場合はジバコのボルチェンからヘラクロスを召喚して剣舞したかったが、ゴリゴリの受けルとは1回もマッチングしなかった…。
◆苦手だった相手◆
威嚇/珠/地震・滝登り・飛び跳ねる・パワーウイップみたいな技範囲広めのギャラが本当に重かった。今のギャラの地震採用率高過ぎる、7世代かよ。基本的に頑丈が潰れていないジバコかポリ2でしか勝てないのでかなりしんどかった。
上からダイアタック連打で圧力をかけてくるやつ。ダイマを切られるとポリ2のトリルで切り返していくしか倒す術がなかった。忘れた頃にやって来るヨプの実ポリZやめてください。
襷。はやい。ステロを蒔かれるとジバコとシザリガーとガモスが動かしにくくなるのでキツい相手。アクセルロックでガモスを粉砕したり、ポリ2にはインファで圧力かけてきたり、その上で襷カウンターまでしてくるため本当に厄介極まりなかった。
襷。みんな襷カウンター好きすぎだろ
◆感想と反省◆
このパーティーではステロを蒔けるポケモンがいないため、相手の襷持ちのポケモンに仕事をされるケースが多かったのが反省点。
また、ジバコとシザリガーとガモスの3体にステロがぶっ刺さるため、ステロを蒔かれるとこちらのやりたいことがあまりできなかった。
まるで小学生が考えたようなかなりの脳筋パーティーだったが、対面性能が高いポケモンが多かったため、様々な相手といい勝負ができていた。
受けルよりのパーティーに対する勝率はかなり高かった。根性ヘラクロスのポテンシャルを感じることができた。
今大会開始まで、マリルリの枠を鉢巻連撃ウーラオスor草食渦潮滅びマリルリにするかとも悩んだが、普通のアタッカーマリルリで全然問題なかった。憎きグラススライダー使いもいないわけだし。
このパーティーで、
こんな感じでした。
1700はいけなくても1650は維持したかった…
ラスト3戦で3連敗しなければなぁ…(負け惜しみ)
結果はともあれ、ガラル既存の厨ポケモン達がこぞって参加不可というルールでいつものランクマ以上に楽しく試合ができた。
◆終わり◆
以上でヨロイビギニングの感想は終わります。感想というよりは構築記事みたいになってしまったけど。
次に初めてブログというものを書いてみた感想ですが、意外と楽しいですね。頑張って読みやすさを追求したつもりです。
オタク特有の自分語り拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。